実は先月から大変な事になっていました。
オークションというのは絶版パーツや中古品のリサイクルで大変重宝している反面かなり極悪な出品者など、多くのトラブルなどがあります。
たまにはゴミパーツを掴むことがありますがそれは少々の金額の話で今回は結構痛い金額となりました。(金額は秘密)
事の発端は軽い気持ちで入札→そのまま落札!
あれ?
落札してしもたわ
まーあ、絶版バイクなんでちょっとテコ入れすれば走れるようになるかな?
それくらいの感じでいましたが実車を確認すると見た目は年式相当のボロさなんで納得。
ガレージに持って帰り各部のチェックを開始するとすごい事をたくさん発見することになりました。
まずはリヤ周りからチェック
リヤホイールのハブにチェーンが外れて削れたような跡があったのでよく確認するとスイングアームのチェーンカバーの取付けステーが折れて無くなっている。
スイングアームもチェーンが外れたのでガリガリ。
メンテナンススタンドに載せた状態でリヤホイールを揺らすとガタがあるのでハブベアリングが逝ってる。
エンジンのドライブスプロケットカバーを外し中を確認するとクランクケースのアッパー側のスプロケカバー取付け部が外れた影響で割れて大きく欠損。
ラジェターのキャップを外すとオイルが浮いているのたぶんポンプのシールが逝ってる。
エンジン本体はフライホイールをゆさぶるとガタガタとゆれるのでクランクベアリングが逝ってる。
フロント周り
フォークボトムケースのフェンダー取付け部が4ヶ所中2ヶ所割れてかろうじて取り付けられている。
アクセルホルダーがちゃんととまっているがよく観れば割れていた。
メーターの外観は綺麗だが中のメーターボディーがバキバキに割れている。
フロントホイールハブベアリングが一度粉砕している跡がある。
他にも欠品・いじった後などたくさんあり過ぎて書くことが出来ない。
これは間違いなくスクラップを購入してしまった!
救いは大きな転倒暦はなさそうなのでフレーム・錆びあるがタンクは大丈夫みたいだ。
あまりにもボロ凄過ぎて三日ほど眠れない日が続きました。
書類にはあの有名なバ○ク王の名前があるのでたぶん引き上げ→再生不可→輸出に向かない→そこそこ人気?→業者オークション→買取った業者がオークション出品?になったんだと推測される。
ちなみに実働で部品取り車ではなかった。
オークションで処分も考えましたが被害者が増えるので断念しました。
そこで残る道は再生する事で再び走れるようにしてやることにして近所の足・サーキットで遊べる車両に仕上げるです。
確かに落札相場より安く手に入ったので、落札相場金額になるまで再生してやろうと決意して奮闘中です。
車体を全分解しガタのないシャーシを作り中古エンジンで動けるようにしてやります。
この車両は現時点では写真UPしません。
というより写真を撮らずに作業しています。