カタナ1000 新品シリンダー
部品番号 11210-49210
防製剤が塗られていたのであまり錆びていない?
この時点ではあらら、どうしましょ~ という感じでした。
灯油で洗浄すれば少しだけ跡形が見える程度でこれなら使えるなぁ~と安心!
1000のシリンダーは刻印が998となっていますが基本的に1100のシリンダーをボアダウンしたものです。
スリーブ内径と刻印が違うだけで基本的に一緒です。
GSX1000S → 69.4mm
GSX1100S → 72mm
今後、焼付きや磨耗でピストン交換が必要な時はオーバーサイズとして1100純正ピストンが適当となりボーリングが必要です。
他にGSX750Sのワイセコピストンが70mmとボーリングも少なく使えるかなと思いますがバルブリセス(逃げ)や本当に使えるか確認出来ていません。
もし、使えるようであれば値段は高くなりますが1100ピストンを入れる前に1ステップあるという安心はあります。
今のところ確実に交換できる純正1100ピストンはまだ部品が出るので安心ですね!
GSX1000S 中古ピストン
流石に1000の新品ピストンは世の中に残っているとは思えません。
昔、オークションで予備に買った中古のピストンがあるのでそちらを使います。
入手状態で長年置いていたのでまずは分解清掃です。
パーツ洗浄剤 KMC-500に漬け込みます。
洗浄後
1000のピストンは1100でも初期モデルのみ真ん中が盛り上がっている高圧タイプとなります。
おそらく、1000はこのタイプしかないかな!?
洗浄してみたらこのピストンは程度も良くほとんど縦傷もなかったのでラッキーでした。
ピストンリングだけは新品に交換したかったのですが揃えるのは難しいのでこれで組み込みします。
テンショナー
昔にオークションで1000の部品をピストン・クランク・クランクケース・オイルポンプと一緒に購入したもので特に変わってる所は無く一緒です。
テンショナーについては750・1000・1100は年式に関係なくと共通部品で色がブラックとシルバーに塗ってるだけですね!
買えば高いがOHすれば安いです。
オイル漏れすればキャブを外さないといけないのでキッチリOHしておきます。