暇な親父のひとりごと

毎日を楽しく過ごすために遊んでます。

CT110 エンジン始動 と納車

まいど!

ガスタンクの錆取中に車体の整備を進めてたので錆取が終われば復活と踏んでたけど!

次から次とハンターカブの色々な問題が▪▪▪f:id:ocean-rider1:20210414230525j:image

14年動いていないので肝心な所を交換する。

1.IRC ブロックタイヤ前後

2.前後ブレーキシュー

3.チェーン

4.アクセルワイヤー

5.左右リヤウインカー

6. エアーエレメント

7.6vバッテリー

8.エンジンオイル

以上で基本交換メニューで終わりかな!

しかし、昔にカスタムした部分や本人が壊した所や合わないものを装着して作動に問題が出てる所など多々問題が有りました。

若い時にカスタムするのは良いのですが時が過ぎて見直すとそれはダメカスタムだったと言うような事もあります。

まずはエアクリBOX

落としたのかわからんが割っていたので新品に交換!


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アクセルグリップは長過ぎてホルダーに当たりアクセルが戻らないので適切な長さの物に交換!

KYBのリヤサス!

このTYPEはサブタンクがマフラーに当たるのでモノチリのステンレスマフラーに交換しないとダメなのに無理矢理純正マフラーの取付ボルトを加工して外側に出してクリアランスを作っていたのでマフラーが曲がって真面に取付出来ないので純正マフラーも新品交換!


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リアサスが純正マフラーでも当たらない物を選定しハンターカブ用にブッシュ交換して取付

YSSのリヤサスはオリジナルの330mmより15mm長く345mmのYBR125用をチョイス!

大量の荷物を搭載してもへこたれない125cc用でオフを走行してもサブタンクがチェーンケースに当たらないように少し車高をあげる等を考慮したものを選び装着。


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リヤキャリアが郵政用のMD90用に交換されていたのですが、これがまた大変めんどくさい事になってました。
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それは、エアー取入れ口にヤクルトが刺さっていたので外してポイしたのですがハンターカブの純正キャリアはエアーの取入れ口が着いているのでキャリアを取替えると燃調が変わりアクセルを開けるとエンジンが止まる症状(薄い)になるのです!

折角、キャブohをしても調子が出ないので燃調を合わせないと走れません。

手持ちのパイロットジェットを♯40に変更しメインジェットを段々とあげて♯100でやっと走行出来る用になりましたがどうにも合わないのでkeystarの燃調キットを購入!

ニードルを交換し煮詰めて行きますがあることに気付いてやり直しに!

エアー取入れ口に何もしてないのでゴミが入るので網を着けないといけないことに!

穴の大きさは40Φなんで排水口の蓋を代用してみました。

いい感じになりました!


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セッティングを煮詰めます。

パイロットジェット#40

メインジェット#90

ニードルはKeystarのSに交換

やっとフケも良くなり普通に走れるようになったので納車しました。


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これでまた、一台復活!

CT110 ハンターカブ 燃料タンク錆取り

キャブレターは出来ても肝心な燃料タンクはサビまみれ!

タンクの錆びとりはよくやるので通常作業のように感じます。

錆取前

中の腐ったガソリンを抜いてマジックリンで洗浄したところです。

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KUREのラストリムーバーで錆びを撃退!

毎回ですがタンク内を満たさないと錆は取れません。

数日ごとに中の様子を見ながら進めます。

薬品を抜いて洗浄を繰り返すと段々と錆の破片は無くなり綺麗になっていきます。

時にはタンクをひっくり返して4日ほどおいたりもします。

これをしないとタンク上面の錆は残ったままなのでまた錆カスが出てきます。

私はゴム栓をコーキングでタンク穴に貼り付けて裏返します。

 

 作業後

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錆取り後確認すると何やらまだカスが残っていたのでドライバーで擦りとりました。

燃料キャップに燃料計がついたキャップだったのでそれが常に底に接触していたようで変なカスが着いていたようでした。

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燃料タンクの錆取りは時間が掛かりますが

今回は容量が小さいので作業はお手軽です。

 

ホンダCT110 ハンターカブ キャブOH  

久々に更新してみました。

 

新型CT125ハンターカブが発売されてから人気がうなぎ登りのハンターカブ!

You Tubeではスピードワゴン井戸田さんの友人ハンバーグ師匠が新型ハンターカブを購入しソープランドピンク塗装やH/F/Cでコラボしたりモトチャンプの表紙を飾ったりと人気に拍車が掛かっています。

 

本題、先代CT110ハンターカブ AG オーストラリア アグリ

14年放置の不動車を直してほしいと依頼を受けて引き上げました。

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あまり知らなかったのですが副変速やサブタンク・左右にサイドスタンド

エアーの吸入口がリヤキャリアに着いていて冠水したところも走れるようシュノーケルを装備していたりとキャメルトロフィーのような走行も出来そうです。

 

オーダー内容は以下のとうりでスタートします。

  • 前後タイヤ交換
  • 前後ブレーキシュー交換
  • キャブレターOH
  • 燃料タンク錆取り

 とりあえず走って曲がる止まれるようにして欲しいとのこと!

一番にした事は車体・エンジン番号の確認です。

ハンターカブは種類が多くてパーツリストも色々な国の物があって探すのも大変でしたがなんとか正体が判明しました。

1993y CT110 P型 オーストラリア AG 部品はまだ入手可能。

これでなんとかバラす事が出来ます。

 

☆キャブレターOH

アクセルは回しても固まって動かずキャブ分解から開始。

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燃料コックがキャブに着いていて切り替えが出来るようになってるがコックは動かず

バラしてお掃除後、回るようなったが腐食が激しいので漏れなければよいのだが・・・

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フロートチャンバー内はさすがに黒く固まって全て固着していました。

14年経過すると粘々はしていなくて硬質化しています。

ドライバーでこするとパリパリと削れるのですがこれはエンジンコンディショナーを使い溶かします。

f:id:ocean-rider1:20210328170824j:plain流石に全体的に固着が激しいのでサランラップを巻いて溶剤で一日放置!

次の日には全て固着は解消されたので全バラして綺麗にしました。

キャブに関してはKeyStarの燃調キットとアクセルワイヤー交換で終了!

 

 

 

 

GT380 イグニッションコイル流用と点火系の調査

おはようございます。

前回の始動点検で左シリンダーのスパークが飛んでないので二気筒での初始動となりました。

 

原因は何だろうかと思い最初に見たところがポイントLのクリアランス測定。

なんだか大丈夫そう。

次にポイントL本体を外して接点の確認と紙やすりで研磨。

元に戻してエンジン始動してみましたが変わらず不調、原因の特定は出来ず。

 

復活に向け修理時に点火系の部品交換をしたものはコンデンサー・点火プラグ・プラグキャップ!

ポイント・イグニッションコイルは当時のまま。

テスターで何も確認せずに古いイグニッションコイルだろうと思い。

思い込みでイグニッションコイル交換するために走りだしました。

 

 検討違いなイグニッションコイル交換

 

GT750・GT550・GT380・・・GTシリーズやGSなど当時の各メーカーバイクは

イグニッションコイルは廃盤で入手出来ません。

ならば流用するしかない!

ショッピングサイトで検索したら補修用のコイルはいくつか出ています。

 

安いものから高額なものまで、しかも、どこの生産国・メーカーのものかも判らないものばかりなんです。

当然どれも使えるのでしょうが信用がない、次に壊れた場合も同じものが販売しているかも怪しいです。

 

希望はスズキ純正品で日本のメーカーが最高!

イグニッションコイル自体は簡単なもので内部抵抗が合えばなにつけても良い。

簡単に言うとこだわる必要もないのですが・・・

 私が思うには外品で強化コイルがありますがほとんどが何にも変わらないものだと思います。

ただ、高いお金を出して自己満してるのというものです。

 

イグニッションコイルの規格はあるのだろうと思いますが今、着いているコイルはの付け穴寸法は8cm・一次側3Ω

まず、スズキ純正部品で同じ取り付け幅のものを探してみたら有りました。

新品で交換するものいいのですがお金がないのでヤフオクで探したら3個で1700円 安い。

やっぱり新品にはかなわないので余裕のある方は新品をおすすめします。

 

 しかもイグニッションコイルから出てるプラグコードはねじ込み式で簡単にコードの交換が出来るので色の変更も容易です。

古いイグニッションコイルを外してフレームに取り付けます。

旧タイプのカプラーで取り付けしているので同じ物を用意。

旧タイプはコイルと配線はハンダ止めにボンドで保護してるようですが新端子で作製。

 配線材は会社にあった残材から取ってきて収縮チューブでオリジナル風に仕上げてみました。

写真はプラグコード・キャップを交換してはないですが新品コードとプラグキャップ交換で希望していたものが出来ました。

デンソー製でスズキ純正部品のイグニッションコイル純正風の完成です。

まあ、訳のわからない部品ではないし故障しても一個づつ交換が出来るので旧車のサンパチには最適なイグニッションコイルAssyになりました。

 

しかし、満足したイグニッションコイルを取付けしても1発死んでる状態は変わらず!

 

配線図を出して確認。

 接続や取り付けに問題はないのでやはり原因は他にある。

ここでやっとテスター使用して本格的に調査。

メインスイッチONでイグニッションコイルには12Vは来ている。

新品コンデンサーの不良ではないかと他の気筒のコンデンサーを振り替えても変わらず。

イグニッションからポイントまでの配線ショートなども大丈夫!

残るはポイントだけです。

左の気筒だけ火が出ないのでタイミングプレートについたままテスターでポイントLを測っても???

外して単体で抵抗を測ったら接点の導通はなく原因判明。

結局、ただのポイントLの接点不良でした。

 

反省点

最初にポイントの接点が悪いと思い紙やすりで研磨した時に導通を確認していなかった。

ポイントの導通測定の時、配線やタイミングプレートに着いたまま測定してもわかりづらい。

テスターを使って不良部分を確実に探すこと。

原因が判明してから部品は交換しよう。

 

 サンパチ復活資金はもう、枯渇しているのに原因ではない部分にお金を使ったのが痛い。

おかげで古いイグニッションコイルの流用を考えるキッカケになりました。

やっとトリプルシリンダーに火が入りエンジンも快調に回ったので同調を合わせて何とか走れるようになりました。

 2スト・トリプルかなり個性的な単車です。

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GT380 待望のエンジン始動点検!

2018年9月からぼちぼちと復活に向けた作業をしていました。

エンジンに火が入るとどんな音がするのか心配とわくわく、どきどきの瞬間!

このサンパチからするとかなり久しぶりの始動となります!

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2ストロークエンジンの初始動は焼き付きが一番気にするところ。

燃料は20:1の混合油を使います。(濃い過ぎでした)

エンジンオイル、2ストオイル、クラッチワイヤーの調整、オイルポンプの調整、アクセルワイヤーの調整。

再度確認してメインスイッチON

チョーク

そしてキック一回、二回、三回・・・・

何回、蹴ったかわからないが蹴った瞬間は爆発するが続かないのはなぜ・・・

 

悪戦苦闘の末アクセルは開けずにアイドリングを少し上げてそのままにするとアイドルが続きエンジンが暖まってからはエンジンは吹けるようになった。

しかし、オイルポンプも動き出して混合が濃くて煙が~~~

自主規制で止めました!

f:id:ocean-rider1:20190209182303j:plain換気して10分経過したところですがまだ、煙が残っています。

煙幕で周りが見えないほどになるのでガレージ内での始動はやめて外に移動。

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今度はすぐに始動してしばらくエンジンの異音や漏れの観察。

何とか大丈夫そうだ。

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次にオイルポンプから送り出すのがホースを見ているとエアーがわかるのでポンプを一杯捻ってエアー抜きをしてエア抜きが完了!

 

でも、左上のマフラーから煙が出ない。

火が入ってないぞ~

これでは同調調整も出来ないので終了。

一発死んでる駄目な初始動となりましたが何よりエンジン始動OK。

 不具合はこれから沢山出るだろうがサンパチは息を吹き返しました。

 

GT380 クラッチ張り付き修理!

こんにちは。

動かなくなって40年が経過したサンパチは当然、クラッチ板は張りついています。

ニュートラルで動かす事は出来てもギアーを入れてクラッチを握るもクランクが廻って車体は動きません。

もうすぐエンジン始動をする所にきたので張り付きを直します。

 

40年ほど不動のクラッチは多分、錆でフリクションプレートとクラッチ板が固着していると思われ、エンジンを始動させてショックで外れても錆がエンジン内に循環→エンジンにダメージを与え→終了!

 

そんなクラッチの状態を確認するため分解しました。

クラッチカバーを開ける為には右ステップ・キックスターター・ブレーキペダルを外してエンジンオイルを抜いてクラッチカバーが外せる状態にします。

 

分解前に点火タイミグがわかるようにプレートマジックで目印を入れます。

電装プレートを外してクラッチカバーを外します。

分解前

分解前 横から

組み付け時には目印を合いマークに合わせて取り付けなければいけません。

プレッシャープレートを外した所です。

センターロックナットも緩みなし、意外と汚れてない?と言うより間違いなく綺麗でかなり良い状態なので安心しました。

スプリングやプレート・クラッチ板も錆もなくかなりいいコンディションで交換の必要なし!

 プレートとクラッチ板は力もほとんど入れず普通に手でバラバラに外せました。

少しではあったが張り付いていたのですがこれでクラッチは切れるようになりました。

ノックピンも錆はなく手で抜けたので新品は使わずガスケットのみ新品に交換!

クラッチカバー内も確認しましたが45年前のバイクですが綺麗です。

キャブのインストールとオイルポンプの調整をして大体出来ました。

後は各部点検して始動準備だけとなりました。

GS1000SZ ホモロゲーションモデルのカタナ1000が復活

こんにちは~

去年のことなんですがバイク友達Aさんの友人Tさんから相談がありました。

それは、昔からカタナに乗りたいと思っていたそうで、一緒にツーリングに行った時にカタナをみてやっぱり乗りたい!

中古を探すのにアドバイザーをして欲しいとのことでした。

 

ヤフオクで探していたのですがその時に和歌山から出ているGSX1100S SLが30万スタートでいくつか入札が入っていたのですが見た感じ両側転倒歴有りでタンクに少し凹みがあるものが出ていました。

これどうだろうと言ってきたのですが今は安いが最終落札はたぶん60万位になるだろうと伝えました。

そんな時に滅多に出てない1000Sカタナ(5000マイル程)が60万で1件出てるのがあったのでよく確認!

写真でしかわからないが割りとしっかりしている。

動画もあって転倒暦もなさそう。

しかし、エンジンから異音有りと言う事でした。

そこで3人で相談!

  • 珍しい1000S(転倒もなさそう)でもエンジンから異音。
  • どうせカタナを乗るなら誰も持っていないカタナがいい。
  • ファイナルは高すぎ
  • 日本国内では珍しい順にいえば1135R→SXZ→1000S→SBE→FE(間違い有りかも)
  • エンジンから異音で60万は高い?
  • カタナ1000の部品がない。FEがあるのでほとんどそろう。
  • サービスマニュアルと1000S補修部品の状況。大丈夫ストック持ってる!
  • エンジン駄目ならオーバーホール出来る。

というようなやり取りがされてめでたく一発落札となりました。

到着して私のチェックでは左に立ちゴケ1回。

燃料タンク凹みや錆なし!

エンジンの異音はただメカニカルノイズが大きいだけだった。(問題なし)

GS1000SZ 初期モデル200番台フレーム・エンジンNo数番違い

間違いなく状態は車庫で保管している

少々のカスタムはあるが戻せる。

全体的に年式より程度がよくしっかりしているカタナGS1000SZであった。

昨年の9月から全分解してフレーム粉体塗装・エンジンOH・ホイールなど全てブラスト&塗装して復活。

外装はこれからやるそうです。

 

 

 珍しいホモロゲーションモデルのカタナ1000Sが2台並んでます。

今年からカタナ1000で走るのも2台になりました。