暇な親父のひとりごと

毎日を楽しく過ごすために遊んでます。

GSX1000S 初期型ヘッドのバルブ摺り合わせ

今となっては珍しいカタナ初期型ヘッド未使用です。

部品番号 11100-49230

ダンボール箱が長い期間保管されていたことを伺わせます。

中身は以外と綺麗ですが2~3本のバルブガイドに少し錆が発生

まだ磨けば取れる程度だったのでよかったです。

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長年蓄積した埃をエアーブロー&洗浄し各部をチェック

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新品未使用なので切削時の削り粉がボルト穴に沢山残っていてブローするだけで粉まみれ!

ネジ穴は全てめん棒で掃除しないと駄目なくらい溜まっていたので掃除が大変。

そして綺麗になったところでバルブの摺り合わせをします。

バルブは1100の中古ですが1000と共通部品なんで使えます。

バルブフェースを研磨して磨き込みました。

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最初は内燃機屋にお願いするつもりでしたがお金も掛かるので自分でスリスリ!

根気の要る作業です。

おかげで手に豆が出来ました。

もう一度洗浄後、カムシャフトをのせて規定トルクで閉め込みフリーの状態で軽く回るかチェック。

 

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こちらのカムシャフトはGSX1000Sの1000km外しの中古品です。

カムのスプロケットIN451 EX470

この組み合わせで問題あるのはカタナマニアにはよく知られているところですが最終的に長穴加工をしてバルタイをとらなくてはいけないかも!?

新品のバルブステムシール・新品バルブスプリングを組み込んでヘッドは完成。

 

日本では初期型のヘッドカバーは中々手に入らないので困っていましたが新品がイギリスにあったので輸入、初期型ブリーザカバーも日本で見つかることも無くアメリカから輸入しました。

完成写真は撮ってないのであしからず!