以前から細々とやってるZXR400Rの不具合調査!
なかなか有効な改善点など見つからず結局燃料コックからインテークマニホールドまで全て新品に交換してもダメだったのでエンジンが怪しいと思いピストン交換をやってしまいました。
当初は持って帰ってきて圧縮は計ってたけど 9.8 9.6 9.6 9.4とまあ、問題なさそうでしたがMAX12.1なので経年劣化もあるからピストンリング交換ついでにピストンとピストンピンも交換しました。
交換部品
いつもどうりキャブレターを外しますがいつもやるのはここまでですが今日は腰上分解なのでヘッド&シリンダーまでやります。
カムホルダーやカムを取り外しヘッドボルトを緩めます。
ヘッドは簡単に外れてしまいピストンがみえました。
この時点で問題はなさそうな感じが判ってしまっのですが後に引けません。
清掃ついでにバルブ周りのチェックと漏れを確認。
特に問題なし!
ピストンの重さ確認4個とも112gでばっちりでした。
シリンダーゲージで確認するも各気筒問題なし。
結局、ピストンとリングを交換してまったく問題のないことを確認しただけになってしまいましたが疑惑が完全に晴れてエンジンに問題のないことが確認出来ました。
やはり、不具合の原因は単なる経年劣化によりサービスマニュアルどうりのセッティングでは合わなくなっているようです。
この先は経験と専門知識が必要とされる泥沼地獄と言う事がわかったピストン交換でした。
はぁーーー
ため息が深いです。
でも、圧縮は期待どうり上がってました!