R1-Z クランクシャフトの芯出しに挑戦!
最近、仕事と私用であまり作業が進んでいませんでしたが昨日、エンジンをばらしてクランクの摘出をしました。
分解した残骸です。
この写真にある部品は割れてるクランクケース以外は予備で置いておきます。
摘出したクランクはフライホイールが曲がる程激しい衝撃を受けているのでVブロックに載せて曲がり具合の確認をします。(ダイアルゲージの読みの半分が値)
右の出力軸側の振れは0.06
左のフライホイール側の振れは0.11
サービスマニュアルの限界値によれば0.03
やっぱりフライホイール側は大分ずれてました。
しかし、フライホイール側のシャフト自体の曲がりは無いようなので芯だし出来そうです。
道具は大きな銅ハンマーが欲しいのですが買わないといけないので持ってるショックハンマーを使いクランクシャフトをブチ回します。
叩き方は大端部周辺を打って調整するのですが初めてやるので少々ビビリながらやっていたが意外と力込めて打たないと全く数値はかわりません。
結構、力込めて打って少し値は変わりましたが今度はクランクを開くのでバールでほじる。
の繰り返しをしてやっと0.03まで持ってこれました。
右も同じく打って修正したら0.02まで出来ました!
自分で修正をやってみて意外と出来るもんだと思いましたがここからプロは1/1000で芯出しするから凄いと思います。
このクランクシャフトはゴミにならなくて良かった‼️
RED BULL AIR RACE IN千葉
先週の土日に千葉で開催されたエアレースに行ってきました。
土曜は午前中に雨が降りホテルからカッパを着て会場へ!
会場に着いた時にはもう雨は上がり路面が濡れてるくらい。
気温も少し肌寒いくらいで快適!
肝心な天候は曇りと良くはありませんが日中ビーチで過ごすのには適してる天候です。
会場はエアレースの観戦に来た人たちであふれています。
イベント会場にはKTMのブースがありましたが少し小さめです。
今回、購入したチケット席は2Days Aエリアです。
会場はめちゃくちゃ広いですがまだ、人は少ないほうです。
2Daysチケットは先行入場が出来るので席を確保しやすかったのですが観戦場所の確保をミスしたので見えにくい場所になったのはこの後わかりました。
高さ25mのエアゲートが目の前にあるのでこの前を飛行機がぶっ飛んでいきます。
イベント会場にはMTBのステージもありワールドチャンピオン1・2位の技が観れるショーをしています。
さすがREDBULL世界の達人たちがイベント会場で盛り上げてくれます。
イベント会場でみつけたエビフライ飛行機何だろうと思い近寄ると神戸でFLUGTAG KOBE 2015の告知でした。
手作り飛行機で海にダイブするようなので面白そうです。
神戸なのでバイクでぷらっと行けるので行ってみようと思います。
でも、10月31日何かと忙しいような気もします。
ファルケンのブースです。
室屋選手に応援メッセージが沢山書き込まれてもう書く所が無い状態でした。
予選の日でこれだけ書き込まれているので凄い人気です。
ヤマハはなぜかボートを展示。
世界的なAIR RACEなので金持ちが集まるのを見越しての展示なのか?
こちらはフリースタイルモトクロスのショーをやるところです。
エアレースの予選をやってる中、ショーをやっていたので2STバイクの甲高い排気音が鳴り響き、歓声が沸きあがり盛り上がっていました。
思わずレースを観ずショーに行ってしまいましたがすぐに終わってしまい残念。
モトクロスはあまり観れなかったのでグッズを買いにきましたがこちらはアパレル以外ほとんど売り切れ!
子どもにお土産の帽子も売り切れ。
会場でしかない千葉大会限定グッズなどがありここ以外では手に入らない物があったようでした。
それにしてもいいお値段です。
肝心なAIR RACEはいい写真はありませんが・・・
日本で初開催のAIR RACEでしたが室屋選手のコースレコードが出たフライトが観れたのでよかったです。
室屋選手はオーバーGなどで8位でしたが今後のレースを期待していきたいです。
やっぱり、AIR RACE迫力ありましたね~
昔、和歌山の白浜空港であった室屋選手のアクロバット飛行、この時初めて生の室屋選手を観ました。
2012 空の日フェスタ 南紀白浜空港 室屋義秀 アクロバット - YouTube
R1-Z エンジン2号機の組立開始。
この前、出来上がった1ktはクランクシャフトの芯だしをしなかったので振動が多く気になるのでもう一基組み立てます。
GS1000SZ (GSX1000S)久しぶりにエンジン点火!
久しぶりにカタナ1000を外に出してエンジン始動!
R1-Zがガレージにやってきた時から段々と外に出すこともなくなりほとんど盆栽化していたカタナです。
R1-Z部品の山に埋もれていたので手こずりましたがなんとか外に出すことが出来ました。
久しぶりのエンジン始動ですんなりとは掛かりません。
でも、なんとか火が灯りしばらくするとアイドルが下がりエンジンが止まりました。
よくみるとキャブからオーバーフロー。
へそを曲げてしまったのでしょうか?
軽くキャブを叩いてオーバーフローは止まり機嫌よくアイドリングしてくれるようになりました。
去年の秋からは一度もエンジン始動はしていなかったので心配しましたがなんとか息を吹きかえしました。
今日はGS1000SZ(北米仕様)の特徴についてUPしておきます。
まず、マイルメーターは当時の州規制のため140kmしかありません。
この後は240Kmメーターに変わっていますが意外と140kmの方が針の動きが大きく確認しやすいです。
しかし、日本で乗るのはスピードはいいのですが走行距離の表示がマイルなので距離がわかりにくいのがダメです。
右ハンドルスイッチ
これも規制のため当時から常時点灯なのでヘッドライトのOn・P・Offがありません。
左ハンドルスイッチ
特にオートターンが付いているだけですがエンジンを掛ける時はクラッチを握らないとスターターが廻らないようになっているため整備時には厄介なセーフティー機能が邪魔です。
リヤのロングウインカー
これも規制のためでしょうか?
北米仕様は通常のウインカーよりロングになっています。
ただ、長いので見た目はよくありませんが後続車から視認するには有効的だと思います。
サイドリフレクター
リヤのテールカウル赤色とフロントカウル黄色に四角いリフレクターが付いていますがこれは私の所に来た時には外されていたので残念ですがありません。
ステップ
初期型は可倒式かまぼこステップですがこれも私の所にやってきた時にはもう付いていませんでした。
タンデムステップはかまぼこのまま!
ロングテールカウル
ナンバー取り付け金具が後方に伸ばされているのとテールランプ固定金具が延長されています。
カウルにもリベットでバイザーみたいな感じで取り付けられて延長されています。
GS1000Sの特徴ではありませんがお気に入りのサスペンション「マルゾッキー」です。
当時もので綺麗にOHしていますがカタナ用のマルゾッキーです。
あまり観た事がないのでお気に入りのリヤサスです。
久しぶりのGS1000SZでした。
和歌山 ホロホロ丼 中津温泉あやめの湯ツーリング
R1-Zも本格的に走れるようになったので未知道研究所のメンバーで早速、ツーリングに行ってみました。
いつものところで待ち合わせ!
9時に集合でしたが自宅から集合場所まで行く途中で急にトイレが恋しく緊急トイレのため少し遅刻してしまいました。
私のR1-Zに合わせて所長もR1-Zで出動!
所員のN君はXJR1200
私、以外は一人でバイクを両手くらい所有されているので乗り分けて出動してくれます。
2台並べてR1-Z手前が所長の1型奥が私の2型です。
古い2STバイクが2台並ぶとマニア度が高く感じます。
話もそこそこに和歌山に向けて走行開始。
大体、ツーリングに参加してもこの時代は2STバイクなどあまり見かけないのですが目の前に同じR1-Zが走るとやっぱり煙い・・・バックミラーでN君をみるとかなり距離を離して走行しています。
こういうところが2STがなくなった原因ですね!
和歌山に入って山間部を走行し道の駅 しらまの里で休憩。
この時、所長のR1-Zを乗らせてもらいましたが所長のR1-Zのエンジンはあまり振動がなく静かでした。
初めて他のR1-Zに乗ったので感覚がわかりませんでしたが私のR1-Zは振動が多いようです。
これは、クランクの芯が振ってるということですね!
ケチってクランクの芯だしはやらなかったのが原因です。
もう一度分解してクランクの芯だしをしないと気がすみませんが余裕がないので当分このままですね!
次にお腹がすいたので道の駅 San Pin中津まで移動
ほろほろ亭のほろほろ丼ミニ麺セットを注文
ホロホロ鳥はあまり聞きなれないですが日高川町船津で特産となっているようです。
フランス料理でよく使われているようで高級食材だそうです。
歯ごたえもよく本当においしかったです。
お腹も一杯になった所で向かうは中津温泉 あやめの湯 鳴滝
この時点でまだ14時前なのでいい感じの時間です。
温泉に入り露天風呂でくつろいでいると寝てしまいそうになります。
風呂を上がり座敷で少し転がって寝ていると本当に気持ち良かった。
天気も良く気温もいい感じなのでほんとに気持ちが良いツーリングでした。
お疲れ様でした。
キャブセッテイングのつもりがプチツーリング!
昨日、宅急便で届いてすぐに組んだ燃調キットでしたが夜遅くなったのでエンジンの始動は出来ませんでした。
今日は家の用事を済ませて昼から調整しました。
☆車両状態
ノーマルエアクリ付き
ノーマルキャブ (内容は下記)
マフラー 1KTノーマル
エンジン ピストンOS0.25 点火プラグ9番
☆キャブ番手の状態
パイロット(PJ) #12.5
メイン (MJ) #230
ニードル Y137-S 下から2番目
まずはエンジンを始動してアイドルの音を確認!
音がドスドスと鈍い音がします。
しばらくするとアイドルが下がってきます。
アクセルを回すと吹けるのですがアイドル状態が不安定なのでPJが少し濃い状態です。
この状態でその辺を走って走行テストを行います。
やっぱり信号待ちでアイドルは不安定な感じ・・・
普通に加速して5~6千回転で少し谷を感じます。
一気に加速したらまったく谷は感じられない。
ジェットニードルの調整が必要だ。
高回転でのMJは問題なさそう!
早速、家に帰りPJを#12に落としニードルを下から3番目に変更。
点火プラグは少しこげ茶色ですがMJは変更せずにそのまま。
再度、エンジンを掛けてアイドリングの確認。
今度は切れのあるパンパンと音がします。
アイドルも安定して落ち着いています。
そして、走行テストで5~6千回転での谷は無くなり、まったく感じられなくなった。
いい感じなのでそのまま慣らしがてら和歌山までプチツーリングをしてしまいました。
写真はこれしかないですが走行距離約100km
中古パーツの寄せ集めエンジンはオイル漏れなしLLCも漏れなし
快調に走りました。
これで少し乗り込んでセッテイングを煮詰めたいと思います。
R1-Z キャブ燃調キット 岸田精密工業
旧車になると調子がいまいち良くないのは当たり前なのか?
そんなことはない。
きちんとやれば必ず良くなるはずです。
キャブは掃除するだけでも調子が変わります。
詰らせて掃除を何回もしたようなキャブのジェット類などは終了しています。
ジェット類は消耗品なので今回、交換してみました。
旧車を触る方には有名でしょう!
KeySter 岸田精密工業株式会社の燃調キットでキャブをリフレッシュさせてみました。
すばらしいキットです。
ニードルバルブ・シート・ノズル・パッキン・オーリング・各ジェットetc
これだけ入って1個3000円(税別)です。(2気筒なので2個必要)
純正品で買うと数万は飛んで行きそうなくらいの商品です。
このキットを使えば間違いなく調整出来るようになっています。
疲れたキャブを車体から取り外します。
取り外し後
R1-Zはキャブを冷やすために冷却水が流れるようになっているのでクーラントがにじんでいます。
一気に分解!
燃調キットを組み込みますが精度は抜群さすが日本製。
素晴らしい!
キャブレターの外観はくたびれていますが中はリフレッシュされました。
エンジンを掛けるのが楽しみです。
今日は遅いのでエンジンを始動出来ませんが楽しみです。