奈良ツーリング ラーメン河&入之波温泉 山鳩湯
奈良ショートツーリング!
最近の相棒はZXR400R
先日、山奥にあるラーメン河に行ってきました。
もう三回目かな?
塩ラーメンとマグロ丼セットが有名なお店ですが、最近価格改定によりセットが1500円と山奥のラーメン屋としては結構なお値段でしたが走りやすい田舎道をバイクで走って食べるラーメンに癒しを感じてしまうのは不思議です。
お店のすぐ下には吉野川が流れ少し遊べそうなところです。
塩ラーメン&マグロ丼のセット!
とにかくこちらのお店は遠方からのライダーが非常に多く、午前中に完売するので行く時はかなり早く出撃しないと食べれなくなる山奥のうまいラーメン屋です。
ラーメン&マグロ丼を食べてお腹一杯になったところで次に向かうのはこの辺では定番の入之波温泉 山鳩湯。
源泉掛け流しのお湯にはナトリウム炭酸水素塩泉 39℃の加熱なし
泉質はかなり良い温泉です。
ここの露天風呂は目の前がダム湖なので眺めが良くて長湯になりがちなので湯あたりに気をつけよう!
近場のツーリングにしてはいい感じでまったり出来ました。
GSX1000S 新品シリンダー・中古ピストン&テンショナー
カタナ1000 新品シリンダー
部品番号 11210-49210
防製剤が塗られていたのであまり錆びていない?
この時点ではあらら、どうしましょ~ という感じでした。
灯油で洗浄すれば少しだけ跡形が見える程度でこれなら使えるなぁ~と安心!
1000のシリンダーは刻印が998となっていますが基本的に1100のシリンダーをボアダウンしたものです。
スリーブ内径と刻印が違うだけで基本的に一緒です。
GSX1000S → 69.4mm
GSX1100S → 72mm
今後、焼付きや磨耗でピストン交換が必要な時はオーバーサイズとして1100純正ピストンが適当となりボーリングが必要です。
他にGSX750Sのワイセコピストンが70mmとボーリングも少なく使えるかなと思いますがバルブリセス(逃げ)や本当に使えるか確認出来ていません。
もし、使えるようであれば値段は高くなりますが1100ピストンを入れる前に1ステップあるという安心はあります。
今のところ確実に交換できる純正1100ピストンはまだ部品が出るので安心ですね!
GSX1000S 中古ピストン
流石に1000の新品ピストンは世の中に残っているとは思えません。
昔、オークションで予備に買った中古のピストンがあるのでそちらを使います。
入手状態で長年置いていたのでまずは分解清掃です。
パーツ洗浄剤 KMC-500に漬け込みます。
洗浄後
1000のピストンは1100でも初期モデルのみ真ん中が盛り上がっている高圧タイプとなります。
おそらく、1000はこのタイプしかないかな!?
洗浄してみたらこのピストンは程度も良くほとんど縦傷もなかったのでラッキーでした。
ピストンリングだけは新品に交換したかったのですが揃えるのは難しいのでこれで組み込みします。
テンショナー
昔にオークションで1000の部品をピストン・クランク・クランクケース・オイルポンプと一緒に購入したもので特に変わってる所は無く一緒です。
テンショナーについては750・1000・1100は年式に関係なくと共通部品で色がブラックとシルバーに塗ってるだけですね!
買えば高いがOHすれば安いです。
オイル漏れすればキャブを外さないといけないのでキッチリOHしておきます。
GSX1000S 初期型ヘッドのバルブ摺り合わせ
今となっては珍しいカタナ初期型ヘッド未使用です。
部品番号 11100-49230
ダンボール箱が長い期間保管されていたことを伺わせます。
中身は以外と綺麗ですが2~3本のバルブガイドに少し錆が発生
まだ磨けば取れる程度だったのでよかったです。
長年蓄積した埃をエアーブロー&洗浄し各部をチェック
新品未使用なので切削時の削り粉がボルト穴に沢山残っていてブローするだけで粉まみれ!
ネジ穴は全てめん棒で掃除しないと駄目なくらい溜まっていたので掃除が大変。
そして綺麗になったところでバルブの摺り合わせをします。
バルブは1100の中古ですが1000と共通部品なんで使えます。
バルブフェースを研磨して磨き込みました。
最初は内燃機屋にお願いするつもりでしたがお金も掛かるので自分でスリスリ!
根気の要る作業です。
おかげで手に豆が出来ました。
もう一度洗浄後、カムシャフトをのせて規定トルクで閉め込みフリーの状態で軽く回るかチェック。
こちらのカムシャフトはGSX1000Sの1000km外しの中古品です。
カムのスプロケットIN451 EX470
この組み合わせで問題あるのはカタナマニアにはよく知られているところですが最終的に長穴加工をしてバルタイをとらなくてはいけないかも!?
新品のバルブステムシール・新品バルブスプリングを組み込んでヘッドは完成。
日本では初期型のヘッドカバーは中々手に入らないので困っていましたが新品がイギリスにあったので輸入、初期型ブリーザカバーも日本で見つかることも無くアメリカから輸入しました。
完成写真は撮ってないのであしからず!
GSX1000S KATANA デッドストックパーツ
かなり久しぶりの更新ですが再開します。
私のガレージには長年、溜め込んだカタナ1000の部品が棚に散らばっていました。
ストックしているエンジン部品はデットストック品が沢山あります。
入手はオークションですがこのGSX1000S KATANAパーツはある一人の方から落札したものでした。
最近になってわかったのですがその方は当時ヨシムラのレース関係者で雑誌にも出ている人だったのです。
かなりビックリしました。
どうやらこれらのパーツ達は当時のレーサーカタナの補修部品と推測してしまいますが本当のことは聞いていないのでわかりません!
さて、このようなパーツ達ですが長年置いていても錆びて使えなくなるのがオチです。
たまに箱を開封してオイルを染ませてやらないと駄目というのはめんどくさがりの私には向いていません。
なので重い腰を上げてエンジンとして組上げることにしました。
今回はパーツを紹介します。
まずは初期型ヘッド&シリンダー
新品の初期型ヘッドカバーもあります。
新品 初期型ヘッドカバー&カムシャフト(中古)
新品 クランクケースASSY
未使用のクランクシャフト
このクランクはスプリントレース用でSTDのエンジンには使えませんでした。(涙)
上側 ノーマルGSX1000Sクランク(中古)
下側 スプリントレース用クランク(未使用)
マグネットローターが薄型のものを取り付けるためオニギリ自体が別物&出力歯車が横向きになっています。
仕方ないので中古クランクでの組み立てしか出来ません。
プライマリーギヤー(新品)
中身を撮るのを忘れてしまいました。
耐久レース用 Lカバー(未使用)
取り付け出来ないので観賞用!
次回は組み立てをUPします。
FCR非分解 チョーク付きパッキン サンプル
FCR非分解 パッキンを販売されている
web-craft shop Hob
チョーク付きFCR用のパッキンを製作依頼していました。
先週、待望の完成連絡があり早速、サンプル送って頂きました。
今回、サンプルという事でしたが完成度は高いと感じました。
古いパッキンとの比較です。
上側が今回、作成して頂いたものです。
キャブのアッパー側にある溝に入れてみた所です。
パッキンは溝にぴったりと合っています。
うぉ~ いい感じです。
これで組んでしまえばチョーク付きのFCRが復活します。
名前はわかりませんが中の丸いホルダーを取り付けた所です。
パッキンが問題なく取り付け出来て変な浮きや隙間は見当たりません。
シリコングリースを着けて溝にパッキンをはめ込んで動かないようにしてから上下を合体させます。
この時、アッパー側に液体ガスケットでシーリングします。
これを合わせて合体させます。
入れる時のコツとしてファンネル側のネジ部、オーリングが固定出来ないのでM4のネジを差して合わせると位置がずれないのでネジを入れたほうがよいと思いました。
本体が合わさりましたので、ここから一気に4連キャブに仕上げます。
そして油面調整とスロットルポジションセンサーの調整をして漏れが無いかチェックしてバイクにインストールします。
今日は遅いので同調調整は次回にします。
奥津温泉に行って来たが・・・
少し前になりますが奥津温泉に行ってきました。
大阪から岡山に弾丸ツーリングを決行するためR1-Zにナビまで装着!
が、しか~し・・・
朝7時の待ち合わせのためR1-Zのエンジンをキックさせるもまったく掛からない!
何回もキックするも反応なし、段々ヘルメットの中が曇りジャケットが暑くなってきた・・・寒い朝なのに汗だく~
メインスイッチONで常時点灯のヘッドライトも段々と暗くなりバッテリーが逝ってしまったか?
とりあえず友人のN君にTELして出動出来ないことを伝えてガレージで作業を開始。
近所で待ち合わせしていたのでN君も早速、到着 。二人で作業するもやっぱり、バッテリーが怪しいと言う事で、違うバイクのバッテリーで始動を試みるもエンジンは掛からず。
他に思い当たるのは前日に取り付けたナビの配線かもしれない! 予感は的中、元に戻してみると呆気なく始動しました。
配線の結線ミスが原因でした。
エンジンも掛かり1時間のロスをしましたが、なんとか出発。
遅れた分を湾岸線でぶっ飛ばし岡山まで走りましたが距離が200km近くあったのでお昼過ぎに奥津温泉に到着。
途中の広域農道を疾走中に虹がみえたのでN君がパシャリしたものです。
目的である奥津温泉 奥津荘 鍵湯に入るためやってきたのですがまさかの本日、配管工事中ため入浴できませんと若女将に言われてかなり ショック・・・
ちゃんと電話してたらよかったのです。 残念!
でも、他にも温泉はあるので探してみると露天風呂みたいな洗濯場があるのですがさすがに勇気がいるのと、ここは洗濯場なので入浴禁止でした。
この近くに奥津温泉 花美人の里があったのでこちらで入浴
奥津荘の鍵湯には入れませんでしたが大きな温泉施設だったのでゆったりと出来ました。
次に行ったのはCMで聞いたことのある名前の山田養蜂場
中に入ると沢山の蜂蜜があるのですが高級過ぎ!
お土産には小さな蜂蜜でしたが、いいお値段しました。
なぜか、ここの養蜂場に子猫が3匹いて里親探しをしていました。
次は津山市のホルモンうどんで有名な橋野食堂へ
ホルモンうどんは二玉入りがいいと他のブログに書いていたので注文したが少し多くてお腹が一杯になってしまいました。
でも、おいしかったです。
後は大阪に向けて帰りましたが途中の山道で、タヌキの飛び出しや鹿がうろついてたのでビビリながら走行し帰ってきました。
走行約500km 給油4回 R1-Zの燃費の悪さは実感できました。
FCR非分解 カワサキZXR400R M4純正FCR32チョーク付き非分解。
久しぶりの更新です。
今、修理している車両はカワサキZXR400R M4純正FCR32が装着されているレーサーレプリカです。
長期放置による不動車です。
この車両を復活させるためキャブの分解清掃を何回もしています。
でも、まったく完調にならないのです。
状態は調子良くアイドリングはするが普通にアクセルを開けるとエンジンがストールする。
ゆっくりアクセルを開けるとなんとか吹ける。
吹けると問題なく加速していくが危なくて乗れない!
初めはよくわからなかったがFCRには非分解部が存在しその中には複雑な形をしたパッキンがあることがネット調べでわかりました。
その非分解部のパッキンが逝ってしまうと京浜からの部品供給は無いのでFCRはゴミになると他のブログにも掲載されている、また有名なキャブレター修理店でもここが逝くと受け付けてもくれないようです。
初めてのFCRでしたが古くなるとパッキンが劣化しキャブ本体の交換となるようです。
同じようなことで世の中のFCRユーザーは問題を抱えているようです。
しかし、ないなら作ってしまう凄い方がいました。
有り難い事に困っている世の中のFCRユーザーのために販売もしています。
本当に待ってましたと言うところでしょう!
このパッキンセットがあればFCRも復活出来ると思いFCR32を全分解して非分解部分を開放!
やっぱりというかボロボロのパッキンが出てきました。
このキャブは94年式なのでもう21年経過しているので当たり前かもしれません!
しかし非分解を開放してしばらく観察するとなにかが違うことに気づきました。
そう、このFCRはメーカー純正なのでチョーク機能があったのです。
それも全てのキャブにではなく一番左側だけチョークはなく他の三機にはチョーク機構が付いてるというような中途半端!
写真でもわかるように
上側はチョークなしキャブ
下側はチョーク付きキャブ 横長オーリングの中に穴が空いています。
こちらはフロート室から見た写真。
上がチョークなし
下がチョーク有り
こちらはチョーク付きですがあまりにもパッキンの劣化が激しくて3機中1個しか形が残りませんでした。
こちらはチョークなし、当然ながら穴も空いてません。
販売されているパッキンセットの写真を確認するもこの部分の横長オーリングは入っていません。
困った結果パッキンセットをヤフオクでも販売されていたので質問してみると量産にトライしていただけると非常に有り難い回答を頂きました。
これで世の中の純正チョーク付きFCRも復活出来そうです。
FCR非分解パッキン製作者様へ
横長オーリングのサイズですがノギスで測りましたが多少誤差が発生してるとおもいますが下記の図面どうりです。
横長オーリングの厚みは0.7mm有りました。(たぶんやせてます。)
この寸法はキャブアッパー側の鋳型部から採寸しました。
横長オーリングについては厚み以外は測っていません。
縦外7.5mm 縦内4.3mm 幅1.4mm
横幅外19.4mm 横幅内22.5mm 幅1.35mm
不明な点や再度採寸の要望があればコメントください。